2022年10月19日 04:20

食後とは何か

そんでまあ、ここ数ヶ月ほど真面目に病院に通って、問診や触診やたまに血液検査をされたりしているわけですよ。でその度に薬を全7種類、年寄りみたいにどっさり貰って、「病院に通って薬の大袋を持ち帰るなんて年寄りみたいじゃないか」と思ったり、「いや寧ろ病院に通って薬の大袋を持ち帰るのはすなわち俺が年寄りだということではないのか」と思ったりするんだけど、まあそれはいいのよ。

それらの薬については「1日3回毎食後」みたいな指示がしてあるんだけど、問題は俺が1日3回もメシを喰わないということで、それでも指示通りに薬を飲もうとするならまず喰うことから始めなければならない。そこで通院を始めてからの俺の主たる努力はメシを喰うことになってくる。うっかり忘れてしまってはいけないので服薬した日時は几帳面に記録しているのだが、次第にそれを見て「前回薬を飲んでからもう8時間も経ってしまった、早く薬を飲まねば、そのためには何か食べなくては」と考えるようになり、更に昂じると「薬を飲むべき時刻から逆算するとあと1時間後には米を炊く等の準備動作に入る必要があるだろう」とか難しいことを考えるようになり、要するに、気が付くと1日が薬を飲むためにメシを喰うために回っているような状態になってきた。

まあそこまではいいんだけど、次第に疑問に思えてきたのがそもそも食後に飲めってどういう意味だ? 何が目的なんだ? 食後って何だよ? ということで、ぱっと思い付くだけでも例えば:
  • 胃にものが入っている状態で、すぐに続けて薬を飲まねばならぬ。
  • 胃の内容物はともかく、食べた直後で血糖値とかのアレが一時的にこう何かしている時(フワッフワ)に薬を飲むと、よく効くのである。
  • 現代の日本人は1日3食食べるものと決まっているのだから、食後に飲めば当然1日3回飲んだことになる。つまり食後とは服薬に適切な間隔を設けるための方便なのだ。
といった可能性がある。

ちょちょいとググれば答えが出てくるような問題ではあるのだろうな、と思いながらさのみ興味もないので放置して、依然薬は飲んだりたまに飲み損ねたりしてたんだけど、まあそれはいいとして、また通院したわけですよ。すると医師が前回の血液検査の結果を見て、何とかの数字が上がっている、ああでも何とかの数字はちょっと、しかし何とかの数字が下がらないのはなあ、とか言うのだが、俺には何を言っているのかさっぱり分からぬ。

まあそれはいい。と言うのもまず俺は、一般論として何事につけ知らないよりは知っている方が良いと考えており、少なくとも無知に居直るような真似だけはするまいと心懸けている人間であるが、ただ医学の領域に関しては、とりわけ自分の身に関わることであればこそ、生半可な知識で判断することは避けたいとも思っている。もっと言えばこっちがそういう面倒な知識を覚えずとも医師が宜しくやってくれる、そこまで含めての医療サービスだと思っているし、仮に俺が「ほう、FPX-δ(適当)の数値が改善しませんね。フパレバド(適当)を20mgに増やしてみますか」と言って「なるほどそうしよう」と応じるような医師がいたら怖すぎるじゃん。

だから勿論それはよくて、俺としては医者の話も犬の鳴き声と同じように聞き流すだけなんだが、ところが「ではお薬は同じものを出しておきます」と言うのに対して俺が「上述の通りであるため薬の減りが想定よりも遅い、今では結構余ってしまっている、2週間分くらい少なくて構わない」と述べたところ、「いや食べなくても薬は飲んでくださいよ、じゃないとこの数字も下がらないですよ」って言うんですよ。えっ? 言っちゃう? それ言っちゃう? 後出しジャンケンじゃね? 俺がこの数ヶ月どんな苦労をして薬を飲んで(飲むために頑張ってメシを喰って)きたと思ってんの?

ということで大いに不機嫌になったので、ここ数日はもう何も考えず、空腹であろうが食前であろうが機械的に薬を飲んで「よし食後に飲んだぞ、これで満足か、死ね」とか思っているんだけど、で結局食後って何だよ。


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